寝る前までスマホを見てしまう夜に。画面を閉じるための小さな3ステップ
公開 2026.04.23 更新 2026.07.16

布団に入ってから、もう少しだけ。
メッセージを返し、天気を見て、短い動画をひとつ。気づけば画面を閉じるきっかけがなくなっている。眠る時間を削りたいわけではないのに、仕事や家事が終わったあとの自由時間を手放しにくい夜があります。
そんな日に必要なのは、強い意志よりも「ここで夜へ切り替える」という小さな合図かもしれません。全部できなくても大丈夫。今夜は、次の3つから一つだけ選んでみてください。
1. スマホの置き場所を先に決める
「見ないようにする」だけでは、手元にある画面へつい手が伸びます。充電場所を寝床から少し離し、目覚ましを設定したら、そこで今日のスマホを終わりにします。
別の部屋まで持っていくのが難しければ、ベッドから立たないと届かない棚でも構いません。通知を一つずつ消す代わりに、照明を少し落とし、充電ケーブルへつなぐ動作を夜の区切りにします。
厚生労働省の睡眠情報でも、寝床でスマートフォンなどを使わないことや、寝室を暗くすることが案内されています。完璧なデジタルデトックスではなく、まず「枕元から離す」だけで十分です。
2. お風呂は長さより、上がったあとの余白をつくる
湯船に入れる日は、寝る直前に慌てて済ませるのではなく、湯上がりから眠るまでに少し余白を残します。公的な睡眠情報では、就寝前1~2時間ほどの入浴が一つの目安として紹介されています。
ただし、帰宅が遅い日に時間を逆算して無理をする必要はありません。熱すぎない、心地よいお湯で短めに。体調がすぐれない日や、入浴が負担に感じる日はシャワーで終えても構いません。
ふくのゆを使う日は、袋をお湯に浮かべ、濡れてやわらかくなってから軽くもみます。透明だったお湯に自然な色がじゅわっと広がり、生薬独特の香りの中に、カモミールとチンピのさわやかさが重なります。
「何分入らなければ」と時計を見るより、香りが届いたところで肩の力を抜き、心地よいところで上がる。スマホとは違う感覚へ意識を移す時間です。
3. 画面の代わりに、香りを一つ選ぶ
湯船に入らない夜は、香りだけでも区切りをつくれます。
ティッシュやアロマストーンなど、使用するオイルに合った方法で香りを少量楽しみます。香りを強くすればよいわけではありません。「近づいたら分かる」程度から始めます。ペットや小さな子どもがいる場所では、使用する精油の注意事項を確認してください。
画面を閉じたあとにすることを、あらかじめ一つ決めておきます。
- 白湯を少し飲む
- 明日の服を一組だけ出す
- 香りを一度確かめる
- 紙の本を2ページ読む
眠るための宿題ではありません。今日を終えるための、短い動作です。
今夜は一つでいい
スマホを棚へ置く。お風呂に入る。香りを一つ選ぶ。
三つすべてを続けなくても、その日の余力に合うものを一つ選べば十分です。夜の過ごし方を急に変えるのではなく、画面から自分の感覚へ戻る小さな合図をつくってみてください。
眠れない状態が長く続く、夜中に何度も目が覚める、日中の生活に支障がある場合は、セルフケアだけで抱え込まず医療機関へ相談してください。
袋をもむ手触りと、生薬・カモミール・チンピの香りを、今夜のお風呂に。
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